インプラントに充填されているものとしては、主に「生理食塩水」、「シリコンジェル」、「ハイドロジェル」が採用されています。各充填物の特徴は下記の通りです。
生理食塩水製インプラント
豊胸手術用として最も以前より使用されていた生理食塩水製インプラントは、点滴に使用されるものと同じ成分の生理食塩水を直接インプラントの中に充填するものです。
万一バックが破損しても、全く人体に害の無い成分ですので安心です。また、25〜50ccの増減が望めるのでバストの大きさを調節することが可能です。
シリコンジェルインプラント
近年のシリコンジェルはソフトジェルと違い、架橋されておりジェルの流動性が抑えられ、万一シェルが傷つき穴が開いても体内に流れにくい仕組みになっています。これをコヒーシブと呼んでいます。
シリコンジェルについては、医師及び患者さんの一部にまだ誤解があります。ソフトで滑らかな感触であるため、液体のように感じられますが、ほとんど全てのジェルは凝集性(コヒーシブ)ポリマーであり、液体ではありません。
また、実際のバストに似ているので自然な感触も得られます。
ハイドロジェル(CMC)
ハイドロジェルは、人体にどのような悪影響を及ぼすかわからないため、現在その安全性が疑問視されており、欧米各国では使用中止命令がでています。また、日本においても使用の自粛が呼びかけられています。
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