第28回日本美容外科学会総会(第94回学術総会)
会期:2005年10月9日(日)
演題:患者の希望に合わせた刺青の治療経験
発表:宇都宮スキンケアクリニック 湯浅有礼
目的
近年、海外旅行先や国内で、安価であるという理由でファッションとして、また、悪戯で中高生が友達同士でTATTOOを入れることが多くなってきています。しかし、その中には後悔して刺青を消したい。また、昔入れた刺青をいろいろな理由で消したいという患者が多くなってきています。そういう患者の希望に合わせた治療法を若干の考察を踏まえて報告します。
方法
1.Qスイッチヤグレーザーを用いたレーザーのみでの治療。
2.炭酸ガスLASERによるアブレージョン治療。
3.切除後単純縫合。
4.切除後植皮。
5.1〜4の組み合わせによる治療結果。
結果
平成10年6月より平成17年5月迄に刺青を消したいという主訴で来院した患者数238人(14歳〜71歳、男性116人、女性122人)うち治療した人数163人(男性73人、女性90人)でした。消したい患者の理由は、就職、就学、結婚、出産などが多くありました。刺青の種類(色、形、彫りかたなど)また、刺青をいつ迄に消したいか、傷が残っても良いのか、仕事の都合など、患者個々の事情に配慮し、治療方法を説明して、治療方針を決定し治療しました。結果、患者の希望に近い結果が得られ満足度は高かった。
考察
近年、レーザー治療の普及により、患者の中には一度のレーザー照射ですぐ刺青が消えてしまうと考えている人が多くいます。しかし、一度のレーザー治療で全く傷を残さず、その日に治療を終えることは不可能に近いです。そこで患者の個々の事情を配慮し、出来るだけ多くの治療方法から方針を決定することが大切であると考えました。
第49回日本形成外科学会総会・学術集会
会期:2006年4月12日(水)
演題:患者の希望する刺青治療の現状
発表:宇都宮スキンケアクリニック 湯浅有礼
※第49回日本形成外科学会総会・学術集会の発表は、第28回日本美容外科学会総会での発表ののち、運営理事及び各先生方から依頼があり、再度、上記内容を発表したものです。 |