刺青(タトゥー)治療 ③

③ 削皮術
タトゥーの入っている皮膚を高速で回転するヤスリのような専用器械で削って除去する方法です。
治療中にタトゥーの色素が入っている深さに合わせて削ることができます。
タトゥーの色素が深く入っていなければ1回の削皮術でタトゥーを除去することが可能です。マルチカラーでも治療可能です。
タトゥーの入っている範囲の模様のままではなく、ぼかすように削るので手術直後からタトゥーの形や柄はわからなくなります。
レーザー治療で治療効果が低い場合や困難な色素の場合、小範囲でお急ぎの方に削皮術は適しています。基本的には削皮による除去は皮膚移植をしませんので、削皮除去に適しているタトゥーは色の薄いものや浅く入っているタトゥーになります。
 
削皮によるタトゥー除去のリスクについて
治癒期間の遅延
色素が深い組織まで入っているタトゥーを1回の削皮手術で除去した場合、皮膚移植をしなければダメージが強く、傷が治るまでに時間がかかります。
完全に除去できない可能性がある
タトゥーによっては色素が脂肪層にまで達していることもあり、そのような場合削皮術で完全除去は不可能です。ただし、「かなり深くまで色素が入っている」、「脂肪層にまで達している」と確実にわかるのは切除術を受けられた方の手術です。浅い層にも色素が入っているため少しずつ削っていきますが、あまり深く削ってしまうと新しい皮膚ができるまでに時間がかかり、傷痕が目立ってしまいます。ある程度削り、残った色素がある場合はレーザーを照射します。
ケロイド
傷が治りにくい方や虫さされの痕などが残りやすい方は、皮膚が赤くなり盛り上がった状態になることがあります。